インド・ヒマラヤ「花の谷」〜咲き誇る「地上の楽園」〜

ナマステ！サプタムインターナショナルです。
インド北部ウッタラーカンド州の「花の谷国立公園（Valley of Flowers National Park）」は、ヒマラヤの奥地に広がる世界自然遺産の1つ。7月上旬から8月半ばにかけて、数百種類もの高山植物が一斉に咲き誇るインド屈指の景勝地です。インドの自然と文化が見事に調和するこの花の谷は、まさに「地上の楽園」と呼ばれています。

サプタムインターナショナルでは、インド全域で取材・撮影のコーディネートを行っています。豊富な経験と情報網を活かし、TV番組、CM、PV、ドキュメンタリー、ドラマなど多種多様な制作をしっかりとサポート。予算内で最大限の成果を追求し、許可申請、リサーチ、キャスティングまで一括対応。日本のテレビ業界などからも高い評価を受けています。迅速で的確な対応と企画提案で、期待を超える作品づくりをお約束いたします。
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インド・ヒマラヤの秘境「花の谷」とは



花の谷国立公園は1982年に設立され、標高3,350mから6,700mに広がる広大な高山地帯です。インドの限られた夏の時期にだけ、ブルーポピー（ヒマラヤの青いケシ）をはじめとする色とりどりの花々が咲き乱れます。雨上がりの谷が花の香りとともに霧に包まれる光景は、ヒマラヤならではの神秘に満ちています。
谷の入口となるガンガリア村は、シク教の聖地ヘムクンド・サーヒブへと続く巡礼路の中継地でもあります。花の谷と巡礼路が交わるこの地域では、インドの精神文化と自然信仰が今も息づいています。

サプタムインターナショナルでは、インドでの撮影・取材・ロケハン・リモート対応を番組制作経験豊富なスタッフがワンチームとなってサポートいたします。現地リサーチや許可申請、クルー・機材・スタジオの手配、キャスティングまで、目的に応じた撮影・取材コーディネートを一括対応いたします。

デリーから花の谷国立公園へのアクセス



花の谷国立公園へは、首都デリーからハリドワールやリシケシ経由の陸路が一般的です。列車やバスを乗り継いでジョシマートやゴビンダガートへ向かい、そこからガンガリアまでトレッキングで登ります。
一方で、デリーから飛行機で最寄りのデヘラードゥーン空港（Jolly Grant Airport）まで移動する方法もあり、空港到着後は車でジョシマートやゴビンダガートへ向かい、ガンガリアへのトレッキングルートに入ります。飛行機を利用すると、陸路だけの場合より移動時間を大幅に短縮できます。

当社ではインドでの撮影に必要な機材レンタルやスタッフ手配を一括対応。カメラ、照明、音響、楽器などの提供、撮影許可や通訳、ビザ申請もお任せください。

花の谷トレッキング｜ヒマラヤの自然に包まれる旅



花の谷国立公園へのアクセスは、ゴビンダガートからガンガリアを経由する片道約6kmのトレッキングルート。モミやスギの森を抜け、雪解けの流れる沢を越えながら徐々に高度を上げていきます。谷に入ると、足元にブルーポピーやヒマラヤの花々が広がり、一面の花畑が視界いっぱいに広がります。
体力に不安のある方は一部区間にて馬での移動も可能です。また、個人旅行では不安という方は、添乗員やガイド同行のツアーを利用することをおすすめします。

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花の谷と合わせて訪れたい｜ヘムクンドとバドリナート



花の谷からもう一歩足を伸ばすと、標高4,328mのヘムクンド湖が現れます。ここはシク教の重要な聖地で、湖畔にはシク教寺院「ヘムクンド・サーヒブ」が静かに佇みます。湖の周囲にはブルーポピーをはじめとする高山植物が咲き誇り、まるで天空の庭園のよう。
さらに北上すれば、ヴィシュヌ神を祀るヒンドゥー教の聖地「バドリナート寺院」へ。ヒマラヤ信仰の中心地のひとつとして、インド国内外から多くの巡礼者が訪れます。自然と信仰の共存を感じられる場所として、花の谷とともに訪れる価値があります。



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ベストシーズンと旅のポイント



花の谷国立公園の見頃は、雪解け水で潤う7月上旬から8月中旬。ヒマラヤの緑が最も濃く、そして花々が咲き揃う季節です。この時期のインドはモンスーン期（雨季）にあたるため、天候が変わりやすく、雨具や防寒着を必ずご準備ください。また、現地は標高が高く冷え込みやすいため、体調管理にも注意が必要です。

インドでの撮影・取材のトータルコーディネート（取材・撮影の許可、リサーチ、インドでの旅行・宿泊ホテル・移動手段の手配、通訳、ガイドなど）は サプタムインターナショナルに是非お任せ下さい。

まとめ
「花の谷国立公園」は、短い夏の間、見事に花が咲き乱れるインド・ヒマラヤの谷です。雪解け水が流れる谷には色とりどりの高山植物が広がり、歩くたびに違う花や景色に出会えます。ガンガリアを拠点に石畳や森の道を登れば、季節の移ろいと高山植物の息づかいを間近に感じられます。訪れる人を静かに迎え入れるインドが誇る谷で、自然との時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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Written by Tomo Kino
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今日のヒンディー語
『फूल (phool)』= 花
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