シク教の聖地・アムリトサルの旅|前編
ナマステ!インドに呼ばれた気がして思い切って渡印してしまった日本人スタッフの稲垣です!
前回、インドの深夜バスの紹介をしました。そんなインドの深夜バスで向かった先はそう、アムリトサル!ということで私のアムリトサルの旅をお届けしようと思います!
アムリトサルとは
アムリトサル(Amritsar)は、インドのパンジャーブ州に位置する都市で、シク教の聖地として非常に有名です。
アムリトサルは、16世紀にシク教の5番目のグルであるグル・アルジュンによって設立されました。彼はこの場所に神聖な池を掘り、後に金殿を建てました。その金殿の周りの池こそが、アムリト・サル=神聖な水の池なんです。この水はシク教徒にとってこの水は浄化の象徴とされています。これにより、アムリトサルはシク教の重要な中心地として成長しました。
まずは腹ごしらえ
深夜バスですから、どうしても朝早くについてしまいました。まだ若干薄暗い中、朝ご飯を食べに行きました。もはやインドの朝ご飯といえばこれ。私の大好物、アールーパランターを食べました。ナンよりももっと硬めの生地の中にじゃがいもと玉ねぎ、スパイス、唐辛子挟まれ、焼かれたもの。これは基本的に注文が入ってから作ってくれますし、何より重すぎないので、朝ご飯にピッタリなのです。私的にはおやつの時間に食べても良さそうです。
あ、もちろんチャイは忘れずに。
黄金寺院へ
アムリトサルにきたら外せないポイント、黄金寺院へまず行ってきました。
この寺院はシク教における最も重要な寺院(グルドゥワラ)で、正式名称は、「Harmandar Sahib」で、「ゴールデンテンプル」とよく呼ばれます。ここには壮大な金色の寺院とその周りにアムリトサルがあります。多くの信仰者がここで沐浴をしていました。寒い〜。ちなみにこの日の前日に山の方で雪?雨?が降ったらしく、ものすごい霧でした。白い!
夜にくるとライトアップされて、とっても綺麗になるそうです。
黄金寺院の中へ
一見、池に浮かんでいるのかと思われる黄金の聖堂ですが、しっかりと橋で繋がっています。この橋では、大勢の信仰者が列を作っています。私も列に並び、聖堂の中に行ってきました。とっても整備されており、一度に入れる人数がある程度区切られます。そのため、押されるということもなく、落ち着いて中に入ることができました。(もちろん流れるように進まなければいけませんが、笑)並んでいる間は、聖典を詠唱する声と伴奏が響き続けていました。
シク教のランガル
シク教といえば「全ての人は平等」という教え。ここ、黄金寺院でもランガル(フリーミール)が毎日行われています。ここでは、一度に5000人もの人が食事ができるランガルがあり、これは全てボランティアの方々によって行われています。
私も少しいただきました。ちなみに、ここではお残しは厳禁。お変わりはいくらでも大丈夫です。食器を受け取って食堂に座っていると、配膳にきてくださるので、その際に「ちょっとだけでお願いします」だったり、「いらないです、ありがとう」と伝えるようにしましょう。
ランガルでいただけるご飯は辛くないことが多いなと個人的には思います。誰でも食べられるようにという配慮なのでしょうか。
まとめ
アムリトサルに行ったら絶対に外せないスポット、黄金寺院について主にお話ししてきましたが、どうでしたか?シク教の文化を肌で感じたい方はいくべきです。ちなみに中に入るには、裸足になり、頭を布で覆う必要があります。インド旅の鉄則なのですが、一枚頭を覆う用の布を持っていくことをおすすめします。もちろん無料貸出はありますが、持って行った方がよりスマートに中に入れます。また、冬の裸足はかな〜り寒いです。末端冷え症の人(私)は覚悟しましょう。
今回はここまでにしようと思います!また次回のインド放浪記でお会いしましょう👋
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今日のヒンディー語
『スワラン स्वर्ण (svarn)』=黄金
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