今年4月のロケで行ったスリシティの近くのスリハタコタ(Sriharikota)に
インド宇宙研究機構、サディシュ・ダワン宇宙センター(ISRO)があります。

ロケの時は時間がなくていけませんでしたが、
そのISROで昨日、6月5日17:28、
将来の有人宇宙飛行での使用を想定したロケット「GSLV-MKIII(D1)」
(全長43.43メートル、重さ640トン)の打ち上げが成功しました!
見てみたかったなぁ~。



写真でみると夕日とロケットが素敵です。

今回の打ち上げ成功したロケットは
エンジンから機体まで全て国産だそうです。

独自の宇宙開発を進めるインドは、
ロシア、アメリカ、中国に続く有人の宇宙飛行を2021年までに実施する計画で、
「Make in India」政策の宇宙プロジェクトはこれまでの成果、
打ち上げ技術のレベルの高さを国民や世界に示すものとなりました。

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インドの宇宙産業の取材や撮影してみませんか?
アンドラ・プラデシュ州のスリハタコタはイマ注目の場所です!
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ISRO会長のキラン・クマール(Kiran Kumar)さんはこう語ります。
「GSLV-MKIIIの初フライトの狙いは、 より重量のある通信衛星GSAT-19を
 静止トランスファ軌道(GTO)に置くこと。極低温ロケットエンジンが使用され、
 推力20トン(186 kN)の性能を持つ。将来有人宇宙飛行のミッションを容易にするだろう」

この極低温エンジンの開発には15年以上の歳月がかかったそうです。
これで有人飛行に必要な10トンの重さにも耐えられるようになったとのこと。

モディ首相も大好きなツイッターで「国の誇り」と呟いたそうですよ。

今年12月には日本の民間月面探査チーム「HAUTO」の
探査車「SORATO」がインドのロケットで打ち上げられる予定です。

インドの宇宙産業が今後もますます目が離せませんね!

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インドから宇宙へ、インド人の夢と希望をムービーで撮影してみませんか?
最先端技術を学ぶチャンスでもあるかもしれません!
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※政府の機密機関ですので宇宙センターの内部の撮影はNGの可能性があります。