

12/3,ニューデリーで行われた、
インドVSスリランカのクリケットの国際試合の様子。
(左)マスク姿の、スリランカ選手。
(右)大気汚染に絶えきれず嘔吐する、スリランカ選手。
スリランカ選手から幾度の抗議を受けつつも、
試合は続行。
スリランカ選手数名は体調不良で途中離脱を余儀なくされたそう。
交代する選手もマスクを付けてフィールドへ。
しかし、スリランカは野手の不足となり、
試合結果はインドが圧勝したそうです。
か、か、可哀想過ぎる…。
もうヤメようよ、視界も健康にも最悪な状況でスポーツって…。
試合中止にしなよ…。
普通ならこんな場所で開催したインドにブチ切れたいスリランカだと思いますが、
逆に勝利を収めたインドがスリランカへ抗議文を送るそうです!
理由は、
「ささいな事で騒ぎ立てたから」
些細って!!
なんでやねん!!
でもしかし、なんとなくこれも、分からんでもないのです。
この日はデリー在住からするとまだマシな方でした。
…と、言っても!
一般的にはこの日の汚染指数300は、
WHOの安全基準の約15倍ですから、
もうそりゃ体に害ありまくりですからね!!
でもね、日々デリーに住んでいると、
慣れちゃうんですよね…。
200や300ですら「あ、今日ちょっとマシや~ん」
って、なっちゃうんです。
本当は100以下じゃないと全部ダメなんですけどね。。。
冬でなくても基本デリーはずぅっとモヤっているので、
(iPhoneの天気表示はいつもモヤ。この1年、晴れ表示は2回しか見たことないです)
さて、ここで、
今年のデリーで一番ひどかった日をご確認ください。
↑こちら2017年11月8日午前9時頃のデリーの写真。
この手前の建物は駅のホーム。
普段ならこの先にずっと線路が見えてるんです。
けどこの日は本当に視程距離が2~300mくらいしかなかったと思います。
しかもこの日の汚染指数、一部のデリーでは999だったのですが、
きっとこれ4桁を想定されていない表記と直感的に思いましたね。
4桁超えてましたよ、この日は、ホントに。
実際には安全基準の40倍とのこと。
インドの医師会の方もデリーは毒ガス室と申しておりました。
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本当にこの日から数日は、
こんな日が1週間ほど続いて、
発狂した日本人スタッフはガチで、
デスシティ(Death City)とデリーをディスっておりました。
余りにもヒドイのでインド政府は、
道路の車両規制をすると発表したのに、
(偶数日は偶数ナンバーのみ、奇数日は奇数ナンバーのみ)
施行前に、
車やバイクの使用が出来ないと性犯罪に巻き込まれる女性が増える、
との理由で断念。
デリーは盆地なのでこの汚染大気が溜まる一方なんですが、
この数日は風も吹かず、余りにも汚染空気が流れないので、
ヘリコプターで放水しようとしたらしいのですが、
こちらも視界不良のため断念。
そんなん分かるやろが!!
マジでDeath!!
と発狂しかけましたが、
この酷い1週間ほどを終えると、
「あぁ空が薄ら青い…」
とウットリするのです(人´∀`).☆.。.:*・゚
それでもまだクリアレベルには程遠いのですがね…。
恐ろしい!マヒ!!
末恐ろしい!洗脳!!
一昨年、世界で大気汚染が原因で亡くなった方の国別1位は
インドで250万人と言われています。
昨年も今年も堂々の1位だと思われます。
早くこんな不名誉な1位は陥落してほしいものです。。。
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