

マハーシュートラにはインドでとても有名な偉人が居ます。
カシャバダ・ダサヘブ・ジャダブさんという方で、
インドに初のオリンピックメダルをもたらしたレスラーです。
すでにお亡くなりになっているジャダブさんがまたこのように
新聞を賑わすことになったのは、今日。
というのも、このジャダブさんはもともとオリンピックでメダルを取ったあと、
故郷であるゴレシュワラに本格的な
レスリングアカデミーを建てたいと考えていたそうです。
その気持ちを汲んでマヘーシュートラ州自身も
建設に意欲的であったのにもかかわらず、
2009年の発表から2013年までなにも動かないまま
2700万円の負債を抱えてしまうことになったといいます。
しかもその負債自体は全てジャダブさん側が背負うというもので、
結局その負債をまかなえないため、
メダルを売らざる負えなくなったのだとか。
もちろんオークションで売買することは、
禁じられては居ないものの、世間的にみたらとてもショックで
そしてマヘーシュートラの政治がきちんと動いていないことも露呈することになるので、
とても恥ずべきことだとも書いており、
結局結果がどうなるかは分かりません。
ただ、国を挙げて応援している選手のメダルが(しかも最初のメダルが)
オークションに掛けられてしまうのは
どう考えても悲しいことですよね・・・・。
なんとかこの事実が本当になってしまわないように願うばかりです。
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