私はインドに住みかれこれ11年になります。

最初の頃は楽しいだけでしたが 数ヶ月経つ頃には考えもしない 問題が次々に 起こりました。

水、電気のインフラ問題から始まり。日本だと簡単に大家に言えば?水道局に言えば?電力会社に電話すれば?
で解決します。でもインドでは組織が大きい所ほど 電話しても相手にしてもらえません。

そして日本人として お金出しているのにどういうこと?と言う怒りだけが残っていきます。
私がどうしたか?それは そばに居るインド人に助けてもらう それだけでした。
水をもらったり 電気を直ぐ見てくれる人を呼んでもらったり。それでも ダメだったり。お金が凄くかかったり。

インドで時間通りに行動、移動する事も 大変です。

日本の感覚で 物事を考えて淡々と
予定を言っているツーリストと会う機会が沢山あった為、最初の頃は色々問題など 一生懸命伝えてましたが 上の空で、、、
現に経験して痛い目にあってみないと 日本人には 到底通じないと言うこともわかりました。
色々な問題を耳にしてても 本やネット上の事で
知っていれば自分には回避できると思ってしまうんでしょう。
そして 後悔して日本に戻り インドは嫌いだとなるわけです。。

最初から 信用できるインド人の話す事やインド人のやり方を 素直に聞くことが出来る 性格で
あれば 私も苦労が無かったとつくずく思ってます。このインド取材、撮影コーディネートの仕事を始めて、見ていますと クライアントの方に一生懸命サプタムスタッフが
危険回避とお仕事が スムーズになるようお話しますが 日本人の方に伝わらないときは
残念に思うことがあります。その国その国で特色が違うので仕方無いことと思いますが。

それでも 今の立場として 伝えていけること、伝えなければならない事はしっかりやって行こうと思います。

そして日本人の考え方、インドの事情
うまく調和させ安全でお仕事をスムーズに運べるよう考えております。私も日本人でございます。そしてここはインドです。何十年住んでいてもインド人にはかないません。つい最近インドのお祭り
ダシャーラ祭があり インドお祭り撮影のため現場に行ったのですが こんな場所で
こんな30以上の 沢山の人形を作り焼かれるのかと、、びっくりしました。何年住んでいても 全く知りませんでした。そういう場所に入るのも
日本人の私が頼むと断られる事でも インド人だと なぜか通してもらえる事も多々あります。
それで インド人のコーディネートも絶対に必要だと思いました。長く住んでいて痛感してはいましたが インド現地日本人コーディネーターとして また改めて思いました。

私達も日本人の方々のお仕事が安全に そして成功しましたら 本当に嬉しく思います。

是非お手伝いさせてください。 (N.N)